Creativeに書くまでのsteps
creative writingとbasic writing
この1週間で,発見(というほどのことはないか・・・)がありました。
Sunshine 2のPower Up Writing 2で,電子メールの書き方を学ぶのですが,formatを学んだ後で,終わったばかりの運動会でお世話になった誰か1人を選んで,感謝のメールを書こう,というsmall projectを課しました。
パソコン室を確保できなかったので,手書きの電子メール(!)になってしまいましたが,下書きをさせ,ペアで手直しをさせた上で提出させ,清書をきれいな紙に書かせて回収しました。
この後,当の本人に届けることになるのですが,下書きをチェックしていて,
作文が書けていないなあ・・・
あれ,1学期でも,もっと書けていたのになあ・・・
と感じる原稿がとても多かったのです。
おかしい・・・
考えてみてたどり着いたのは,感謝の気持ちを綴ろうと,頭の中で日本語での原稿を考えてしまったのだと思いました。
クラスメートや先輩に思いを伝えたい!と思うと,いいことを書きたくなりますね。
その際,日本語で考えていることのレベルが高くなるが故に,英語に変換していく作業が難しくなっていき,結果的に難しい語彙をちりばめるものの,語彙や語順に多くの問題が発生するのだと思います。
まだフィードバックを子どもたちに返していないのですが,定例のノート回収を行って生徒たちの作文を見ると,あらら・・・
いい作文が多い!
と感じたのです。
コミュニケーション活動で対話をさせたことを,レポート形式で作文させているのですが,自分たちが実際に話したことを書くため,電子メールのようなcreativeさはそれほどではなく,取り組みやすいのだと思います。
3分間と決めて書かせるので,辞書引きは事後になります。当然,スペルミスも散見されますが,それでも,できるだけ多くの量を書こう,とする姿勢が見られることが嬉しいのです。
写真のノート,すばらしいですよね。
creativeなことをさせない,のではありません。
日々の実践が活かされる場を設け,チャレンジさせること,
させてみて,自分のできること,できないことに気付かせること,
が大切だな,と思います。
50分の中でのsmall stepsも大事ですが,少し長いスパンでのsmall stepsも大切に,授業改善に取り組んでいきたいです。