Creativeに書くまでのsteps

f:id:takaenglishteacher:20131106171256j:plain creative writingとbasic writing

 

この1週間で,発見(というほどのことはないか・・・)がありました。

 

Sunshine 2のPower Up Writing 2で,電子メールの書き方を学ぶのですが,formatを学んだ後で,終わったばかりの運動会でお世話になった誰か1人を選んで,感謝のメールを書こう,というsmall projectを課しました。

 

パソコン室を確保できなかったので,手書きの電子メール(!)になってしまいましたが,下書きをさせ,ペアで手直しをさせた上で提出させ,清書をきれいな紙に書かせて回収しました。

 

この後,当の本人に届けることになるのですが,下書きをチェックしていて,

 

作文が書けていないなあ・・・ 

 

あれ,1学期でも,もっと書けていたのになあ・・・

 

と感じる原稿がとても多かったのです。

 

 

おかしい・・・

 

 

考えてみてたどり着いたのは,感謝の気持ちを綴ろうと,頭の中で日本語での原稿を考えてしまったのだと思いました。

 

クラスメートや先輩に思いを伝えたい!と思うと,いいことを書きたくなりますね。

 

その際,日本語で考えていることのレベルが高くなるが故に,英語に変換していく作業が難しくなっていき,結果的に難しい語彙をちりばめるものの,語彙や語順に多くの問題が発生するのだと思います。

 

まだフィードバックを子どもたちに返していないのですが,定例のノート回収を行って生徒たちの作文を見ると,あらら・・・

 

いい作文が多い!

 

と感じたのです。

 

コミュニケーション活動で対話をさせたことを,レポート形式で作文させているのですが,自分たちが実際に話したことを書くため,電子メールのようなcreativeさはそれほどではなく,取り組みやすいのだと思います。

 

3分間と決めて書かせるので,辞書引きは事後になります。当然,スペルミスも散見されますが,それでも,できるだけ多くの量を書こう,とする姿勢が見られることが嬉しいのです。

 

写真のノート,すばらしいですよね。

 

creativeなことをさせない,のではありません。

 

日々の実践が活かされる場を設け,チャレンジさせること,

 

させてみて,自分のできること,できないことに気付かせること,

 

が大切だな,と思います。

 

 

50分の中でのsmall stepsも大事ですが,少し長いスパンでのsmall stepsも大切に,授業改善に取り組んでいきたいです。