秋田県湯沢市のO先生の授業から学ぶ!

f:id:takaenglishteacher:20150129194656j:plain ビデオ視聴! あたたかい・・・

 

宇都宮市英語教育自主研究会の1月,月例会が終わりました。

 

9名の参加ではありましたが,本当に学び多い時間となりました。

 

まずは,こうした機会を創ることができたことに感謝したいと思います。

 

O先生が授業のDVDを送ってくださったからです。

 

O先生,ありがとうございます!

 

 

参加者は若い先生が多く,授業に引き込まれ,感動している姿がたくさん見られました。

 

ビデオ視聴の前に投げかけたのは:

 

●自分の勤務校,英語科では,3年間の英語学習のゴールとして,生徒に身に付けさせたい力を検討できているか

 

●3年間のゴールとして身に付けさせたい力を発揮させるような活動を設定しているか

 

でした。

 

正直,そこまでできていない,という学校が少なくありませんでした。

 

そこで,O先生からいただいていた参加者への手紙を配りました。

 

3年間のゴールを定め,バックワードデザインで考え,単元や1時間の授業に,ゴールにたどり着くためのTipsを位置づけて行っていくことが分かりやすく書かれていました。

 

また,それを教科で共有していることも分かりました。

 

部活動の指導にたとえて話をし,そのことの大切さを体感的にイメージしてもらったあとで,授業を視聴しました。

 

会の終了後,私がメーリングリストに投稿したのは・・・

 

O先生の授業は本当に温かく,異動したばかりの学校(2年目)とは思えないものでした。

コミュニケーションは,相手があってこそ,ということで,対人意識を大切に育てていることが分かりました。

また,3年間のゴール,そして1年間,そして単元のゴールが,バックワードでつながり,

 

相手に向かって***についての自分の考えを伝える(話す・書く)

 

ということが貫かれていました。

そこに,言語材料が乗っかってきます。

 

でも,そこが一貫しているので,授業の中でも,

 

モデルを聞く,ポイントを体感的に掴んで,ペアで話す・聞く・伝え合う

 

ということを数多く行わせていました。

 

いかに緻密に授業が創られているかを実感するとともに,でも,先生が子どもたちを認め,励まし,生徒相互が温かくつながっているという柔らかなムードに支えられていることも強く感じることができました。

 

活動の数が多いのでは?と指導案の展開を見ただけでは思っていた参加者も,

濃密だけれど,ゆったりと流れていく時間を体感し,感心させられました。

 

O先生には本当に感謝ですね!

 

 

まさに,そんな授業だったのです。

 

この授業を見るのは私自身3度目だったのですが,繰り返し見ることで,改めてO先生の緻密さを知ることができました。

 

 

さあ,来月は山口の授業です。

 

楽しみですね!!

 

 

ぜひ月例会に参加をしてくださいね!

 

Welcome!