茨城英語指導技術研究会 第4回 研修会
研修会のようす
昨日は,水戸近くの茨城町へ出かけてきました。
茨城英語指導技術研究会の第4回の研修会に呼んでいただいたからです。
茨城では,授業参観,PTA総会なども週末に行われるそうで,ちょうどその日程が重なっている中,16名の参加がありました。
(熱心なメンバーたちが勤務で出られず,残念だったそうです。お会いしたかったです!)
リーダーのIさんから事前に依頼を受けていたのは,
「授業を変えるために,年間の指導計画の中に,発信力を育成・発揮させるスピーチや対話などの活動を位置づけ,パフォーマンス評価を取り入れていきたい。」
「その,バックワード・デザインでの指導について,アイデアと実践例を紹介してほしい。」
ということでした。
70分の持ち時間の中で,網羅的に話をすることはできないので,今回は即興での対話力を育てていくための考え方と,その実際の指導の様子を紹介することにしました。
まず,生徒の対話テストでの様子を見てもらいました。
同じ生徒が学期末,学年末に対話テストで話をしている様子と,だんだんと成長していく様子を見ました。
視聴したような,即興での対話力を育てるためには,
①年間の指導計画をどうデザインすればよいか
②日々の授業をどう改善していけばよいか
という2つのポイントについてディスカッションをしました。
①への答えとして,
年度末,学期末に対話テストを位置づけ,そこへ向かってバックワードデザインで指導を展開していくこと
②への答えとして,
日々の授業の中に即興で対話をする活動を位置づけていくこと
を考えました。
①については,レジュメをもとに,アイデアを共有し,②については,実際の授業の様子を見ながら話し合いました。
参加者のみなさんが本当に真剣に学んでいる様子を見て,本当に嬉しくなりました。
また,熱心に質問をしていただいて,答えながらこちらも新たな気づきを得ることができました。学びの機会を与えていただいて,ありがとうございました。
隣県ですが,茨城でもこうして熱心に学ぶ先生方の存在があると知って,新たな仲間ができ,ネットワークを広げることができて,本当によかったです!
これからもよろしくお願いします!