まずは聴く,から始まる授業づくりを!

f:id:takaenglishteacher:20150430151125j:plain 久々に訪れたキャンパスで

 

授業びらきから早くも3週間が経ちました。

 

ガイダンスを大切に,ということで,授業に向き合う心構えから,年間のゴールなどなど,子どもたちと共有してきました。

 

コミュニケーション活動の授業,そして,教科書の内容理解の授業,お試しの意味で,活動ごとの意図を一緒に確認しながら進めました。

 

昨年度まで関わった子どもたちとの2年間が血肉になっているなあと思うのは,自分が新しく出会った子どもたちに,そのエッセンスを自然に伝えられていると感じているときです。

 

卒業していった子どもたちもすごかったのですが,彼らを超えていけそうだ,という実感があります。

 

今後が楽しみです!

 

 

昨年度までの2年間を振り返って,2点,課題として感じているのが:

 

①発音指導

 

②対人意識をより一層高めるための工夫

 

です。

 

 

①の発音指導については,これまでの実際に発音をさせる指導への偏重を改め,まずはよく聴く,じっくり集中して聴く,という段階をこれまで以上に大切にしています。

 

授業で使っている洋楽も,最近はテンポが速いものも取り入れています。

 

自分がその曲が歌えるように通勤中の車内で練習をしていても,まずはよく聴いて,聴いて,聴いて,慣れていく段階を経てから歌えるようになります。

 

新出単語の練習に入るのにも,まずはモデル音声をじっくり聴かせることで,彼らの音への感性を刺激することができていると思います。

 

for the first timefの音を聴いて,どんな音だったかを尋ねると・・・

 

「こすれるような音が聞こえる」

 

という声が聞こえてきました。

 

自分たちがこれまでやっている,と思っていた以上に,fの音を発するにはパワーがいるのだと気付いたようでした。

 

style

 

dish

 

についても,同じように尋ね,音への注意をさらに喚起しました。

 

その後の発音練習のときに,彼らの音が格段によくなっていることが本当に嬉しかったです。

 

腰を据えて,慌てず,1年間を通して聴くことを大切にしていこうと思います。

 

 

②については,ペアでの対話活動の際にこれまで以上にもたせたいと考えています。

 

ペアで対話をする → モデルとして指名されたペアのデモンストレーション

 → よかったところ,改善すべきところのシェアリング

  → パートナーを替えてペアで対話をする → モデルとして・・・

 

気付きを引き出す機会をこれまで以上に大切にしていきます。

 

聞き手の存在がペアでの対話を生きたものにするために重要であることを,機会を見つけて生徒たちと共有していきます。

 

1年後,どこまで伸びていくか・・・

 

 

彼らの成長が楽しみです。

 

そのためにも,自分が授業改善に努めていけるように・・・

 

焦らず進みます!!!

 

 

ファイト!!

 

 

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新年度2曲目は・・・

 


Coldplay Live from Japan (HD) - Viva La Vida - YouTube