堺市夏季英語教育研修会
研修開始前にぱちり
堺での研修会を終えて,京都を過ぎました。新幹線の車中、振り返りをしています。
英検講師としてのセミナーは2回目,関西での研修会講師の務めは初めて,ということで,自分にとっても刺激的でチャレンジングな訪問となりました。
この夏,一貫して扱ってきた即興での対話力育成について話しましたが,これまでとは少し違った気持ちで研修を終えたなと感じています。
課題は,自分自身の中にありました。
今日の研修を通して,セルフ・コントロールと言えばよいのか,感情のコントロールというか,人に話をする立場としてとても大事なことに気づかされた思いです。
必要以上に,初めての関西だ・・・ということが頭をよぎり,自分が自信をもって話せない時間帯がありました。
授業をしているときと一緒で,こちらが不安になるといけません・・・
特に,大阪の子どもたちの学びの様子が分からないこともあり,先生方が直面している課題が分からないことも大きかったです。
「ペアワークをしようとしても,それ以前のところで苦労している・・・」
というような発言を聞いて,今回のメインテーマの取組が揺らいでしまったような感覚になりました。
誤解のないように書いておきたいのですが,堺の先生方は本当に一生懸命研修に参加をしてくださいました。
また,指導主事の先生方もこちらが研修をしやすいように環境を整えてくださいました。
だからこそ,問題は自分の中にある,と感じています。
授業ビデオを視聴していただいている最中,指導主事の先生と静かに相談をし,講師の包み隠さない心境を伝えました。
せっかく堺まで来たのですから,みなさんとシェアしたいこと,しっかりと熱く伝えたい・・・
そう気持ちを高め,最後のまとめに入りました。
こんなふうに子どもを育てたい・・・
こんな姿になってほしい・・・
そう教師が願って,そこに子どもたちを導くために,自分たちが「~はできない」とあきらめてしまうことなく,一歩一歩small stepを踏んでいくことの大切さを最後に熱く伝えました。
参加者の方々からのリアクションを聞いて帰ってきたわけではないので,みなさんの中でどんな感想が生まれたか分かりません。
一人でも,二人でも,リアクションがあったら嬉しいです。
この夏最後の研修会が終わりました。
成功したぞ! どうだ!と思わずに,しっかりと反省をして終わることができたのは,自分自身にとってとてもありがたいことだと思います。
これからにぜひつなげていきたい・・・
そんな貴重な学びのチャンスを参加者の方々から反対にいただきました。
本当に,本当にありがとうございます。
この場を借りて御礼申し上げます。
また関西に戻ってきたいです!