Ole! 教育実習生 #2
2週目に入った教育実習,学生さんたちにも変化が表れてきました。
笑顔で授業に入れるようになったり・・・
始業の挨拶をチャイムと同時に行い,授業規律を確保しようとし始めたり・・・
自分の指示が行き届くように,しっかりと生徒の注目を集められるようになったり・・・
コミュニケーション活動の授業,教科書の内容理解の授業の大まかなデザインができるようになったり・・・
そんな変化を見ていると,関わり甲斐があるなあ・・・と思います。
今日の放課後,夜の部の振り返りでは,これまでの大まかな話から,細かな話へと一歩階段を上がったところでの話になりました。
まず一つ目は,教師として自分が発していることばの「正確性」と「適切性」はどうか,自己点検をすることの大切さについてです。
・時制
・三人称単数のs
・冠詞
・前置詞
・
・
・
少し厳しいかも知れないけど・・・と前置きしつつ,授業で見つけた彼らのerrorsを示して,お互いにシェアしてみました。
私自身も,自分の英語力に自信をもてているわけではないけど・・・でも,磨いていこうという努力は常にしていることを伝えつつ,授業の準備をしている段階で,よく,よくことばの吟味をするように話しました。
もう一つは,ことばの使用の適切性についてです。
●英語と日本語のちゃんぽんをしていないか
英語を使うべきとき,むしろ日本語の方がよいと考えられるとき
→ しっかりと意図をもっていてほしい
●生徒に迎合して,お笑いなどの要素に頼っていないか
→ 無駄な日本語の使用をしていないか
●場面に応じた(その表現が使われるべきふさわしい場面)ことばの使用ができているか
などを話しました。
また,板書計画についても話しました。
彼ら自身,板書についてよく考えることができるようになってきています。
ということは,授業構想がよくできるようになってきていることでもあると感じています。
ノートをまとめさせること=後で振り返ったときの学びの履歴となる
ということを改めて確認し,どんな工夫をしたらよいかを考えるように促しました。
実際・・・
最初の頃
今日
と流れが整然とされ,レイアウトの工夫が見られるようになってきています。
さらに前に進めるように,
学びの履歴になるように…
その他,具体的なフィードバックをしましたが,1週目の不安でいっぱいなまなざしとはもう違っていて,やる気に満ちた目をして聞いてくれていました。
そろそろ実習も折り返し地点,しんどさがたまってきていると思うけど,子どもたちのために,がんばろうね!!
Ole! 教育実習生!!