授業にハレとケなんてないのに!
図書館のカウンターにさりげなく飾られて
学年主任業務を任されて早1か月半、それにしても授業研究にかけられる時間がこれほどまでに取れないのは23年目にして初めてです。
学年指導部長も兼ねていたり、時間割上に位置付けられた各種部会に4つも出るので、授業時間+4、となります。
加えて、各学年から出される文書、進路指導に関わる文書などの原義を受け付け、目を通す、ということにもなります。
いやはや・・・参った参った・・・
それでも、子どもたち、保護者の方々、同僚たち・・・と人と関われることが嬉しいです。
同期や後輩にも、行政に出ている仲間がたくさんいます。
授業ができなくなってしまったそうした仲間に比べれば、自分はまだまだ幸せです。
若い頃、部活指導に放課後出てこない先輩と喧嘩をしたことも思い出されます。
出てこない、のではなくて、出られなかったのですね・・・
今同じような立場に立ってみてわかります・・・
先輩、ごめんなさい・・・
*
授業研究に関しての時間がないから、じゃあ、手を抜いていいか、抜いているか、というと、そんなことはしません!
短いなりにも考えて取り組んでいます。
ここ最近は:
・明示的な指導を効果的に取り入れること(生徒の気づきを整理整頓させる:短期記憶からintakeへ)
・50分という時間をどう使うか
を強く意識しています。
目下、6月17日の公開研究発表会で授業者を務めることとなっており、その事前研究会が1日に行われるので、そのための構想もしています。
が・・・
授業に、ハレやケなんて、ない!と思い、普段から取り組んでいることを授業で行おうと思っています。
特別な授業なんて、作っちゃダメですよね!
子どもたちと織り成す、インタラクション、いつも彼らが見せてくれる笑顔や驚きの表情、つぶやき・・・
自然に出ること、確信しています。
だって、いつも一緒に学び、いつも一緒に積み上げてきているのですから。
彼らなら、いつも通り、やってくれます!
だからこそ、自分も肩の力を抜いて臨みたいです。