つくば 4日目

今朝は4日目にしてようやく朝のウォーキングを実現することができました。

というのも,体がしんどくて,血行をよくしないと・・・と思ったからです。

ベッドが合わないのかもしれませんが,首から肩,腰までがバキバキに固まっていて(日中ずっと座っている,ということも大きいと思いますが),なんとかしないと・・・と思ったのもあります。

 

40分くらい田舎道を歩いて戻ってきました。この辺りでは,畑を見て驚いたのは,畑が本当にきれいな芝で覆われていたことです。

 

あれ?ずいぶんきれいだな・・・と思っていると,次から次にそうした畑が続きます。ところどころ,ホームセンターや園芸店で販売している芝のブロックを切り出しているところもありました。そうです。販売用の「芝」を育てているのですね。

ともかく,初めて見るきれいな光景に驚きました。

 

講師の関係で,第1週の講義は今日まで,になります(日曜日が講義の日になっているため,金・土がお休み)。

4日間缶詰で学んできて,少しだけでも気持ちを解き放てそうです。

 

 

昨日は,東京から弁護士のS先生がいらして,教育法規について1日講義をしてくださいました。75歳という年齢にもかかわらず,しなやかで若々しく,本当に驚きました。

 

3日間の講義で一番メモを取ることになりましたが,教育や先生の存在をリスペクトしてくださっていることが伝わりました。

というのも,その先にいる子どもたちを思う,そして,子どもたちがくらす将来を思う,そんな気持ちからなのだと思います。

 

印象に残ったことはいくつもあります。もちろん,学校で起こるトラブルに対してどう対処していくべきか,ということそのものについての学びもそうですが,これまで出会ってこられた人の中で,すてきだな,すばらしいな,と思う人が共通にもっていること,をお話ししてくれた中に,一番心に残ったものがありました。

 

S先生は,弁護士を務めながら,40年にわたって東京6大学野球や,甲子園の審判を務めてこられました。

その中で,数多くの野球選手や監督に出会ってきたそうです。プロになったり,優勝を勝ち取る監督もおられる中,勝利だけでないすばらしいものを感じた人についてお話くださったのです。

 

名監督に共通しているのは,

 

・自分でどうにもできないことにくよくよしない

 (嫌なことを忘れることに長けている)

・よくないことをよくないと叱ることができる

 

 

名選手に共通しているのは,

 

・負けること,失敗することを恐れない

・失敗を素直に認められる

・自分で自分を信じている(練習を続ければ必ず成長できる)

 

 

その中でも,

 

・自分でどうにもできないことにくよくよしない

 (嫌なことを忘れることに長けている)

 

というところが自分の中に飛び込んでハートに刺さってきました。

 

これがとても苦手だからです。

 

うーん・・・

 

引きずっていること,あるなあ・・・

 

自分の中で,ずいぶん落ち着いて物事を見,対処できるようになってきたな,と思うことがある一方で,すぐに心を乱したり,イライラしてしまうことがあります。

 

また,一度嫌だと思ってしまうと,徹底して嫌だ,と思ってしまうこともあります。相手のことはどうにもならないのに・・・

 

このお話を心に刻んでおきたいな,と思います。

 

S先生が最後にお話しされたことばで,

 

自分にとっておもしろくない状況は,自分にとってチャンスだ,ということもそうです。

 

 

S先生,ありがとうございます。

 

これから自分を支えることばにしていきたいです。

 

 

深謝