1年生たちの変容

年が明け、10年ぶりに担当している1年生たちの様子も、目に見えて変わってきているように感じます。

 

これまで、授業に関すること、関係のないこと、様々にあったつぶやきも、随分と数が減ってきました。

 

周囲の様子を感じ取り、自分の発言が全体の流れにフィットするかしないかを判断しているのかな、と思います。

 

いい言葉かどうかは分かりませんが、「空気を読む」ようになってきているのかな、ということかもしれません。

 

また、知的にも成長しているのでしょう。

 

興味・関心を惹きつけるぞ、と感じられることも、より自分の知的好奇心を刺激するものになってきているのだと思います。

 

 

そうは言っても、こちらが提示する1枚の写真や、small talkのトピック、彼らにとって、自己関連性、必要感や必然性の感じられるもので、成長した彼らのつぶやきを引き出したいな、と思っています。

 

 

今日は、現在進行形の導入を行いました。

 

アナログに敢えてシフトし、プリントアウトした1枚の写真だけで豊かなsmall talkやinteractionを行うことに注力してきましたが、今日は久しぶりにパワーポイントを使ってスクリーンに写真を映しました。

 

先生が自己開示を積極的に行うことも意識しました。

 

顔を上げてスクリーンを見て、ブツブツとつぶやく様子、隣の友だちと「あれって何だろう?」とつぶやき合う様子、そうした姿が見られました。

 

彼らが学びに入り込んでいく姿を見ると、授業を展開しながら、本当に嬉しくなります。

 

 

これからも彼らの今この瞬間の姿をしっかりと見つめ、彼らの心が動くような授業ができる準備を整えていこうと思います。

 

 

がんばろう!