木曜日の朝は
キャンパスも夏の装い
連日の猛暑も少し落ち着いて、最高気温30度の予想です。昨日の激しい雨のせいか、朝は霧が出ていて、今も湿気がたくさんありますが・・・。
1学期の授業を昨日で終えて、いよいよ研究を!と思ったのですが、脳のリフレッシュを、と思い、先日神白先生に紹介していただいた本をamazonの中古本でクリックしていたので、それを読むことにしました。
世界で活躍する脳科学者が教える! 世界で通用する人がいつもやっていること
- 作者: 中野信子
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2012/07/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 10回
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1時間余りで半分読み進めることができました。筆者が出会ってきた人たちが、どんな行動様式をもっているのかを紹介しているのですが、私たち日本人がこれまで当たり前に大切にしてきたことと反対の行動が、実は大切なのだ、ということが分かります。
特に、自分をメタ的に見つめたり、人間関係を円滑にし、自分がいかに行動しやすくするか、を考えたりすることの大切さが分かりました。
みなさんも興味があったらぜひお読みくださいね。
1学期の授業を終えて、自分なりに大切にしたいことをぶれずに実践できたかな、と思います。大学院派遣前は、生徒の反応をあまりにも気にしすぎて、1年間継続する前に安易にやり方を変えてしまうこともあったなあと思います。
今回は、
1 言語習得のあり方を意識した授業づくり
・できるだけたくさんのインプットを確保する
・アウトプットを急ぎすぎない
2 accuracyとfluencyのバランスを考慮した授業づくり
・oralはfluencyを重視しつつ、適切なfollow-upを行う
・accuracyは対話の内容をレポート形式でノートに書かせ、週1回のノート回収でチェックをする
3 コミュニケーションとは何か、原点に返っての授業づくり
・何のために話すのか、何のために聞くのか(書くのか、読むのか)
・誰に向かって話すのか、誰の話を聞くのか(書くのか、読むのか)
4 ガイダンスの充実と、振り返りの機会の確保
・1年間のゴールを示す
・活動ごとの振り返りの場を確保する
・協同的な学びの場を確保する
これらは、1年間、しっかりと継続したいと思います。
昨日、生徒に書かせた自分の授業評価も、夏休みにしっかりと読んでみます。
どんなことが書かれているのかなあ・・・ ドキドキ・・・
これから、夏休みに講師を務めさせていただく際の資料作りをしようと思います。
あ・・・研究も・・・