物事は右肩上がりに進まない 英語力も一直線に上がっていかない

f:id:takaenglishteacher:20131001180958j:plain 夜の研究机・・・

 

10月1日,年度後期がスタートしました。

 

昨日の修士論文中間発表が終わって,自分では落ち着いて発表を終えたつもりが,帰宅するとどっと疲れが出て,早々とダウン。

早起きをして仕事を・・・と思っていたものの,起きることができませんでした。

 

疲れがたまると,回復が遅くなったなあ・・・と実感しています。

 

細かいものが見えない,とか,小さな音が聞こえにくい・・・というのもそうです。

 

授業でも,シャイな子どもの発言などは,以前なら聞こえていたかな?と思うものも,どうしても聞こえず,再度発言をしてもらうことなども少なくありません。

 

うーん・・・

 

さてさて・・・

 

教育実習を終えて,各クラス2時間ずつ授業を終えました。

 

1学期に行っていた活動を再開,ということで,多聴の活動:基礎英語2,を再開しました。

 

NHK ラジオ 基礎英語2 CD付き 2013年 10月号 [雑誌]

NHK ラジオ 基礎英語2 CD付き 2013年 10月号 [雑誌]

 
NHK ラジオ 基礎英語2 2013年 10月号 [雑誌]

NHK ラジオ 基礎英語2 2013年 10月号 [雑誌]

 

 

10月号のスタート,Lesson 81には,illustrationとか,autographなどの語彙が入ってきます。

 

input仮説や,発達の最近接領域の話でも,自分の力+ちょっと上,のレベルのものに触れると力が伸びていく・・・わけですが,

 

7月末依頼の基礎英語で(自宅で聴いている子もいるけれど),この2つがなかなかキャッチできずに苦労をしていました。

 

ピアノの練習や,水泳などと一緒で,続けていくことの大切さを実感することになりました。毎日少しずつのlisteningをがんばってみようと呼びかけました。

 

ペアでの対話も,ワークシートに頼らず話すことを続けてきましたが,こちらの方も,なかなか苦しんでいました。

 

不定詞の名詞的用法をポイントにした対話で,

 

What TV program do you like to watch?

 

で始まる対話を行いましたが,番組の説明(描写 discription)がなかなかできません。

 

そこで,いったん対話を閉じて,一緒にbrainstormingをすることにしました。

 

●初めてその番組について話を聞く人にも伝わるように・・・

 

●辞書を引かずに表現すると・・・

 

と,条件をつけて

 

I like to watch Doraemon.

 

に続く描写を,2分間でノートに書かせました。

 

その後,たくさんの生徒を指名して発言をしてもらいました。

 

Doraemon is an animation.

It is a long seller.

It starts at 7 p.m. on Friday.

Doraemon is a blue robot.

It comes from the future(the 22nd century).

It looks like a cat, but it has no ears.

It has a friend.

His name is Nobita.

Nobita always has troubles.

Doraemon has a lot of dream tools.

He has a pocket.

(The tools are in the pocket.)

He helps Nobita everyday.

 

どんどん出てきます。

もちろん,brainstormingなので,順不同ですが,初めに大きなくくりから,細かいものへと説明するほうがよい,と伝えました。

 

これを対話に生かすわけですが,聞き手の存在が大事だと言ってきましたので,再度それも強調します。

 

これまでは追加発問を,と言ってきましたが,今回は,

 

Please tell me more.

Please tell me about ~.

 

を使うように促しました。

 

言えば言うほど,相手は話を続けなければいけなくなります(笑)。

 

 

とはいえ,まだ中2,対話を継続していくためには,時間をかけ,何度もこうした頭の整理を挟んで,かかわっていこうと思います。

 

 

文化祭,合唱コンクール,運動会と,教育実習を終え,すぐにこうした行事が目白押しで,生徒たちはなかなか授業に集中できにくいようです。

 

子どもたちの気持ちをつかむのがあまり上手ではないので,毎日の授業に苦心しています。

 

こんなときこそ,自分の気持ちにゆとりを,と思い,仕事の前に,頭の整理をしながら,ここに思いを書き込みます。

 

さあ,まずはRelax!