太田先生のつぶやきから自分の取り組みを省察してみる
同人会
昨日の午後,勤務校のOB・現役が集まる年に1回の同人会がありました。
80代,70代,60代,50代・・・と,OBの先輩方と触れながら,伝統を感じ,また,先輩方が未だ衰えぬ情熱であふれていることを感じることができました。
元気をありがとうございます。
日ごろ勤務をしながらも,見えないところで先輩方に支えられ,励まされていることを感じながら,がんばっていきたいです。
昨日,お世話になっている太田先生が,facebook上で書かれていたことがあります。
アウトプット活動何をしていますか?
1.話す・書くどちらの活動ですか?
2.ドリルタイプ or 文を作る活動?
3.どのくらいの頻度でしていますか?
4.アウトプットの前後にインプットをしていますか?(特に「アウトプットの後」がポイント)
5.アウトプットの後に文法・語彙に戻っていますか?
自分の実践をこの5つの項目でチェックしていくと、いろいろなことを感じると思います。
その中でも4・5について自分の授業を見つめ直してみました。
speakingに関して言えば,ペアでの対話活動を中心に行っていますが,ペアでの対話の終了後,数ペアを指名し,demonstrationを行ってもらいます。
それが新たなinputになり,よさをshareする機会になります。
教師がよさを具体的に伝えることで,聴き手の一般生徒たちは,次の対話活動に生かすべきことを学びとったり,自分の対話と代表のそれをを比較して,参考にすべきところを明らかにします。
同じテーマでペアのパートナーを変えて話すことで,それを生かす場を確保します。
また,話した内容をノートに書き起こすwritingをさせます。
話したことを書き起こすことで,自分が言えたこと,言えないかったこと,そして,自分のerrorに自分で気づくことができます。
話したことを書くことで,outputをメタ的に捉える機会を持ち,(これが新たなinput(視覚を通して)になる)生徒自身の振り返りのチャンスになるようにしています。
(その後回収してチェックを入れます)
時間があるときは,書いたものをパートナーとお互いにチェックをさせ,文法や語彙について相互評価させる機会を持ちますが,50分の授業の時間のマネジメントがうまくいかず,この段階が最近コンスタントに確保できていないことに改めて気づくことができました。
太田先生のつぶやきから,自分の取り組みを省察する機会がもてたように思います。
ありがとうございます。
50分の中身をどう使うか,改めて精選していきたい,と思いました。
中・長期的なスパンで見つめ返すことと,こうして50分をどうするか,を考えることを,重ねて考えていきたいです。