焦らない,焦らない②
研究主任としての仕事が押していて,昨日もずいぶん遅くまで悶々としていて,それなのに,なんでだろう,今,ブログを綴っています。
焦らない,焦らない,という前の投稿をした後,自宅でカードを使って宿題をしている末っ子の姿がありました。
何度も何度も繰り返してがんばる姿を見て,投稿した内容が誤っていたかな・・・
などと考えてしまいました。
同じカードを何回も何回も繰り返しながら,答えまでの時間を短くしようと努力しているのですから。
でもでも・・・
先ほどの投稿でも,基礎・基本が必要ない,とも書いていないし,それらを身に付けさせることも同様に,否定してはいません。
言いたかったのは・・・
そもそも,子どもたちを育んでいきたい,目指すべきゴールについての考え方が,シフトしていったからこそ,自分の実践も変わっていったのです・・・
目指すのは,コミュニケーションの中で,生きて働く力を身に付けさせたい,ということ。
自分の考えや気持ちが,相手に伝わる,理解されるように伝えることができる力であるし,同様に,相手が伝えてきたことを,コミュニケーションが成立するように,受け止め,理解できる力です。
(もちそん,それ以上を目指す,という人たちもいるわけですが,義務教育段階の中学校で,全員を対象に,と考えれば,という意味です)
間違えてはいけない・・・と発信を躊躇してしまうのではなく,のびのびとコミュニケーションをする子どもたちを育てたいと思っています。
だからこそ,それに合った授業づくりと,教室環境作りをしたいと思います。
焦らず,焦らず・・・