スピーチコンテストへの道 2015②
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9月30日のエントリーから20日あまり経ち、10月19日は市のスピーチコンテストの本番の日でした。
本校の運動会の予行と、この市の大会の日程がここ数年重なり、英語科の同僚に引率をお願いしているため、本番での教え子のパフォーマンスは見られない、ということが続いています。
予行を終えての職員会議がかなりの長時間にわたっている中で、引率した同僚が戻ってきました。
会議室に入室するなり目が合うと、大きくThumb up!してスマイルを送ってくれるではありませんか!!
近くに来てささやき声で、「一番だったよ!」が聞こえると、思わずガッツボーズ!を作ってしまいました。
40人近いエントリーの中で、最優秀賞を獲得することができました。
やったね!!!
ここまで、本人とスケジュール表を作り、
朝練 7:50〜 8:10
昼練 13:10〜13:25
(夕練 帰りの会終了後15分)
と、1日一回を目標に時間確保をしてきました。
運動会の昼休み、放課後練習が重なり、時間の確保は相当難しかったのですが、短時間でも一緒に練習に取り組めるようにしました。
練習のステージを3段階に分けました。
第1段階:「基本ステージ」
暗誦ができるようにすること
英語らしい基本的な発音ができること
→細かく修正をしながら癖を自覚し、練習に励むように
★ICレコーダーでのスピーチの録音と、振り返り
第2段階:「習熟ステージ」
制限時間への意識を高めること
聞き手を意識し、適度な間、ボリュームなどを意識すること
★ビデオカメラでのスピーチの録画と、振り返り
★対話を通して、どこに工夫を凝らすか、検討
第3段階:「熟成ステージ」
言葉に魂を込めること
聞き手との一体感を作ること、双方向性のあるスピーチ作りをすること
★もう一度フラットにスピーチ原稿を見て、原点に帰りながら、どこに言霊を入れていくかをディスカッション
非常にモチベーションの高い、頑張り屋さんの教え子の、一生懸命な姿勢が、最優秀の一番の要因です。
それを励まし、支えた保護者の方の存在が二番目の要因でしょう。
これからまた20日間あまり、県大会に向けた練習が始まります。
教え子との冒険を、また楽しんでいきます!
よく頑張ったね! 本当におめでとう!!!