地元への思い 地元の先生とつながる!

昨日は,地元,宇都宮大学の大学院に現職派遣されている高校の先生,そして,内地留学(他県では長期研修と呼ぶところもある)の高校の先生,中学の先生,3名が来校し,私たち英語科の授業を参観しました。

 

こうした授業見学の希望は,ここ数年県内外からあって,そのたびに新しい出会いや,つながりが生まれたり,地元の先生とのネットワークが強くなったりしていて,嬉しい機会になっています。

 

また,訪問して来られる先生方からのフィードバック,そして質疑応答で出される問いが,私たちにとっても大きな気づきの機会にもなっています。

 

まさに,Give and Take!です。

 

 

振り帰りをお願いしたところ,さっそく届いたメールを紹介します。

 

 

 

T先生

今日はお忙しいところ、ありがとうございました。

生徒さんたちが、自分の思いや考え、気持ちを自然と、楽しそうに表現している姿に感動しました。投げかける問いが、生徒の実態、興味関心にあっていて、知的好奇心がくすぐられていました。例えば、洋服のラベルを調べる場面です。また、前時に習った、look を使った表現がいろいろなところに散りばめられ、既習事項も繰り返しインプットてされていました。アウトプットによる気づきもあり、第二言語習得理論に沿った授業でした。

ウォーミングアップから本文に行き着くまでの流れが自然で、十分なインプットが与えられ、視覚的な教材による補助、生徒同士による10秒チェック等による確認もあり、無理なく、音声から文字に橋渡しがされていました。クラス全員が苦手意識を持たずに、新しい課に入っていく雰囲気がありました。また、T先生は、生徒同士のやりとりやつぶやきを大切にしていたので、自分が生かされていると生徒たちは実感していると思います。このような授業の雰囲気はクラス経営にもつながると思いました。。指読みも、面白いやり方だと思いました。文字を意識することとなり、集中すると思いました。

T先生の学校の英語科はポリシーを持って、一貫してやっていらっしゃるので、生徒も信頼し、安心して英語を学んでいると思います。また、同僚性が高く、チームとして英語科がまとまっていて、素晴らしいと思いました。バイロット校として、現職、教師のタマゴたちに理論と実践の往還を提示してくれている学校だと思いました。

授業では意味のあることをやる。授業だからできることをやる。あたり前のことなのに抜け落ちてしまっていることに気づきました。

たくさんの学びがありました。
自分の生徒の実態に合った授業づくりに生かしていきたいと思います。