Road to 高円宮杯
10月4日、高円宮杯英語弁論大会の県予選が行われます。
学校代表1名のみが参加できる大会のため、例年最上級生である3年生が校内での出場枠を獲得します。
現在の学校で3回目の3年生所属となり、今年は代表生徒と県予選に臨みます。
県代表に選ばれると、東京で行われる関東甲信地区大会へと進み、そこで上位6、7名(だったかな)に選ばれると、全国大会へと進みます。
過去2回の県予選では、初回が見事3枠の最優秀賞に入り、関東甲信地区大会へと進み、2回目となる前回は、惜しくも代表入りを逃した、という結果となっています。
3度目の挑戦となる今回、どうなるか、とても楽しみです。
今回学校代表に選ばれた生徒との練習は、とても楽しいものでした。
何よりも英語が好きな子で、毎日の練習で見つけた課題を伝え、意識をして家庭での練習をするように伝えると、次の日には改善されたスピーチをします。
今回は中身の面白さもあり、ミュージカルのようにaudienceを魅了することを目指そう、というゴールを決め、バックワードで練習をしています。
パラグラフがどんなメッセージを持っているのか、生徒の思いや気持ちを引き出して整理し、どんな表現をするか、本人が自分でクリアにできるようにしました。
また、セリフが出てくるところに関しては、そのセリフの背後にある話し手の思いや願いにつて掘り下げて話し合いました。
練習でも、タブレット端末が活躍しました。
時間を計測できることはもとより、自分のパフォーマンスを即時視聴でき、メタ認知が非常に活性化されます。
今回は、本人へのフィードバックを工夫してみました。
擬音語や擬態語を敢えて多用し、生徒がどのようにその文を音声として読み上げ、表現するかをイメージしやすくしました。
具体例としての文①、文②、文③、まとめて言いたいこと
というような流れについては、
シュッ、シュッ、シュッ、バーン!!
というような感じです。
また、同時に、分析的、かつ細かな部分でもフィードバックをして改善への処方箋となるよう、工夫しています。
冒頭の語りで会場を一気に魅了しよう!
という目標を代表生徒が意識をし、達成ができるといいですね!