ミュージカルの力

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今日の午後の研修は、ミュージカルの音楽座のみなさんが来てくださって、「コミュニケーション」について体感的に学びました。

 

これまで所属してきたグループとは別の新たな6人でグループを編成し、2人組になってアイスブレイクを兼ねて様々なワークに取り組みながら、実際にどんな感情になったか、そしてそれはなぜか、を考えました。

 

その後、学校ならではのシチュエーションが準備され、劇団員の方々が演じるモデルを見ました。

 

校長先生不在の状況で、気弱な教頭先生があまり熱心ではない教務主任の先生と共に、地域の様々な方々が出席する「開かれた学校作り委員会」を仕切る、というものです。

 

それぞれのキャラクター設定が詳細にされる中、ミッションとして学校が掲げるものをはっきりとさせながら、出席者との共通理解を醸成し、会議を円滑に進めることがテーマです。

 

やってみるとこれがなかなか難しいのです。

 

頑固な自治会長、積極的すぎるPTA会長、いい加減な同窓会長、輪番でやりたくないのに割り当てられた保護者代表がいるからです。

 

1度目の挑戦で失敗をし、練り直した上で改めて取り組むと、1度目よりも2度目は随分と会議の進行がスムーズになり、コミュニケーションのポイントとは何かを体感できました。

 

この頃になって、自分で「はっ」としたのは、自分が自分を思い切り出している、ということでした。

 

1週目は全く自分を出せなかったのですが、ミュージカルの力で、自分を開放しているのを感じたのです。

 

すごいなあ・・・

 

最後に、劇団員の方々と、研修受講者200名以上全員で「リトル・プリンス」のクライマックスの場面を創り上げました。

 

みんな本気の声を出して、自分を開放していましたね・・・

 

かくいう私も・・・

 


「リトルプリンス 2011」稽古映像

 

ミュージカルの力、すごい・・・

 

最後の1週間に向けて、第2週の終わりは、素敵なものになりました。

 

 

音楽座のみなさん、たいへんお世話になりました。

 

 


三越伊勢丹 もてなしの教室 | 第六回目の話し手 音楽座ミュージカル 藤田将範さん