学期末のパフォーマンステスト
1学期末に続き、今学期もペアでの即興の対話テストを行いました。
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写真のようにこれまでの授業で扱ってきたトピックの中からいくつかを選んで短冊にし、裏返して机に置きます。
教室での待機中は、同時に進行しているMy Project 2の他己紹介の英作文をしていて、1ペアずつ隣室(移動教室で空いている)に入ってくるようになっています。
ペアの構成は隣に座っている生徒です。意図的なペアを作ることはしていません。
今回準備したのは:
When do you study?
How do you come to school?
What time do you usually come to school?
What can you cook?
の4つです。
実際に話をさせてみて、1学期のちょっとおどおど、戸惑ったような姿から、カメラで撮影されても自分たちの対話をするぞ、という姿になっていました。
今回、彼らが進歩したな、と思うのは、やっぱり授業で積み重ねてきたことでした。
対話を継続するために・・・相手の話を受けて:
R = Reaction
C = Comment
Q = Question(Further Question)
の3つを意識させ、挑戦させてきました。
いいなあ・・・と思ったやりとりの例を挙げてみます。
A : When do you study?
B : I study before dinner, after dinner and after taking a bath.
A : Oh, really?(R) + You are very busy.(C) + What time do you go to bed?(Q)
B : I go to bed at twelve.
A : Oh, so you are very sleepy.(C)
1年生の時点では、とってもよく頑張っていると思います。
先週、今週と3年生の授業を参観する機会があって(昨年3年生を教えていたことも思い出され)、3年生のすごさを再確認したのですが、1年生の段階からこうしてTry and Errorを許容しながら、中長期的なスパンで彼らの成長を促す、ということの意味が改めて実感できました。
一方で、課題となっている部分も見えてきました。
・come to〜、go to〜の混同
・前置詞の抜けの頻発
for 2 hours、by bus、at elevenなどの前置詞が抜けます
・What do you like subject? などの語順のエラー
などは、振り返りでビデオ視聴をしたら、具体的に伝えていこうと思います。
気づきを促して、今後の対話で意識し、改善につながるようにさせたいです。
みなさんは、CAN-DOをベースに、パフォーマンステスト、実施していますか?