明示的な指導のタイミングを見出す! -ファイナルスピーチに向けて

f:id:takaenglishteacher:20150107144118j:plain ライティングのサポート資料

 

明日からいよいよ3学期がスタートします。

 

業務を終えてフリーな時間になり,授業開きの準備を始めました。

 

印刷室で10枚綴りのサポート資料を印刷し,ソーターにかけて,ホチキス留めをしました。

 

これだけで1時間以上かかりましたが,子どもたちが資料をどう屋って使っていくのかな,と考えると,なんだかわくわくする感じがします。

 

この資料は,もうずいぶん前になりますが,英語教員の悉皆研修があったとき,県の総合教育センターにおいでになった千葉大学の大井恭子先生にお願いしていただいたものを,すべて手打ちで打ち直し,アレンジを加えたものです。

 

使い始める前に,各所でその良さがつぶやかれている:

 

パラグラフ・ライティング指導入門―中高での効果的なライティング指導のために (英語教育21世紀叢書 17)

パラグラフ・ライティング指導入門―中高での効果的なライティング指導のために (英語教育21世紀叢書 17)

 

 

を読ませていただきつつ,理解を深めました。

 

その後,大学院への派遣中に,国際学部の授業を履修させてもらい,nativeの先生の開いている「アカデミックライティング」の授業で,テキストを使いつつ,留学生や国際学部生とともにピアで学んだ経験も生きています。

 

ああ,生徒目線では,書く,ということをこんなふうに見つめているんだな!

 

分かっているつもりでも,実際にnativeの先生から教えてもらいつつ,英語のもつ感覚をも伝えてもらえたことが大きかったなあ,と感じています。

 

2年生,3年生の前半までは,まずは対話をさせ,対話をした内容を書き起こす,という,日々の授業の中でできる「書く」実践を積み上げてきました。

 

授業で書いた内容を書かせて,1週間に一度提出してもらい,添削をしつつ,フィードバックを続けました。

 

よく書けている作文はコピーをして全員い配布し,そこでよさを共有することも行ってきました。

 

ここだ,と思うところで,パラグラフを意識した作文をするためのポイントを小出しにして,明示的な指導を行ってきました。

 

知識として方法だけを学ぶのではなく,常に行っている実践があり,そこで成功体験や,うまく書けずにもがいている苦労体験をしていることもあり,明示的な指導が,すーっと彼らの中に入っていきやすい素地ができていたと思っています。

 

そして,3年生の3学期,最後のファイナルスピーチの作成に向けて,ここだ★!と思う今,これまで体験してきたことの総まとめとして,まとめて,という意味での明示的な指導をしつつ,より洗練された英作文を書かせたい,と思います。

 

 

みなさんは,まとまった分量,時間をかけて練り上げる英作文を,どうやって書かせていますか?

 

よかったら教えてくださいね!

 

 

最後に・・・

 

 

新年最初の洋楽は:

 


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