Listen! #2 子どもって鋭い!
なるほど納得・・・
How does a student learn in a class?
いろいろな仕事をこなしながらも,子どもたちから寄せられた振り返りにコメントを書き続けて1日を過ごしました。
4クラス中3クラスまでしか終わりませんでした(どれだけかかっているんだ!!)が,鋭いなあ,と思うものもたくさんありました。
上のコメントは,「指読み」について書かれたものです。
「指読み」とは・・・
教科書の内容理解の授業で,教科書を閉本したまま本文の音声に触れた後,ようやく開本して,概ね理解した音声での英語と,開本して出会う文字とを結びつけるために,リピートはせずに,音声に合わせて指を使い,文字を追う,というものです。
詳しくは前の記事を参照してみてください:
takaenglishteacher.hatenablog.com
現在,2回,指読みを行っていますが,よくよく考えてみると,この生徒が指摘しているように,少しハードルが高いな,と再認識しました。
1度目は,音と意味を結びつける作業を,
2度目は,音と綴りを結びつけながら,音の弱化やリンキングに気付く作業を,
と明示をして取り組ませていました。
でも,
回数を増やす必要がありますね。
0度目:黙読して音を想起しつつ,意味を考えてみる
1度目:音と意味を結びつける
(友人とシェア)
2度目:音と綴りを結びつける
3度目:音の弱化やリンキングを意識して聞く
ような流れでしょうか。
実際にこれだけ繰り返して,生徒たちが飽きないかどうか試してみる必要はありますが,この生徒のコメントのおかげで,普段行っている活動を見直すことができました。
鋭い!
そして,ありがとう!!