学びのブースターは心が動くこと
普段はちょっと静かで,穏やか,ちゃんと自分の考えはあるけれど,人を押しのけて自分の考えを言うわけではない・・・優しくて・・・
のような生徒が,これまでに見たことのないような笑顔で話しかけてきました。
「先生,次の洋楽,アレクサンドロスなんですかー?」
そうだよ,と伝えると,満面の笑みで,
「本当に大好きなんだね。」
というと,ひとしきりアレクサンドロスの話をしてくれました。
授業で新しい洋楽を導入するときには,アーティストが歌っている動画を視聴することから始めているのですが,そのときの表情といったら,こちらも忘れられないくらいのものでした。
今年度,発音指導にこれまで以上に力を入れてきました。
成果が出た部分もありますが,生徒たちの力量を考えると,まだまだ伸びしろがあるのに・・・と思う部分もあります。
ただ,他の部分でも同じようなことを感じていますが,やはり,彼らが本気になって何かを改善しようと思うか,思わないかは,理屈を超えて,「あこがれ」や「感動」があって,心が動くことだな・・・
細やかな指導も大切にしつつ,授業に彼らの心が動くようなものを取り入れられるようにしたいな・・・
そう思います。
みなさんは,どんなことを授業に取り入れ,子どもたちの心を動かしていますか?