アウトプットを焦ってはいないか

木曜日は週に1度のキャンパスデーです。

今朝は、開錠をする当番で学校に出向き、欠席連絡の電話番をしたり、朝の打合せを済ませてからキャンパスに来ました。

 

学校での数十分と、キャンパスに来てからの時間の流れの違いに改めてびっくりすることになりました。

 

学校って、本当に忙しいですね。

 

 

午前中は、図書館に籠って、昨年撮影した授業の発話スクリプトの分析をしていました。

 

教師のインプットや、教師と生徒のインタラクションを分類して・・・

 

1 教師からのインプット

2 生徒のアウトプット

 

に分けてみました。

 

さらにそこから、日本語を除いて、

 

特に2を、

 

・生徒全体によるアウトプット

個別の生徒によるアウトプット

 

に分類してみました。

 

先生の信条も大きいと思いますが、授業の中で行われている、

 

1 先生の発問(Initiative)

2 生徒の反応(Response)

3 先生のフィードバック(Follow-Up)

 

の流れの中で、3のFollow-Upで、

 

評価的なフィードバックをするタイプの先生と

 

例) Very good.

 

内容を受けたフィードバックをするタイプの先生と

 

例)Oh, really? Please tell me more.

 

で、先生からのインプットの質が大きく異なっていることや、

 

同時に、生徒からアウトプットされるものの質も大きく異なっていることが分かりました。

 

 

もちろん、teaching contextが違うので、単純な比較はできませんが、与えるものの違いによって、その後の生徒の変容も違ってくることが示唆できると思っています。

 

また、教師からのインプットは、教師自身のアウトプットでもあり、生徒のアウトプットは、発話者以外にとっては、新たなるインプットにもなります。

 

今後、さらに分析を進めて、二つのFollow-upタイプのうち、どちらが、子どもたちのコミュニケーション力(力と言ってしまうと定義なども関わり難しい部分も出てきてしまうのですが)をより伸ばすことになるのかを見出していきたいです。

 

そんなことを真剣に考えていたら、自分も最近、アウトプットを急ぎすぎてはいないかなあ・・・と気づきました。

 

明日以降の授業で、自分で意識をしていきたいです。