即興での対話の変容

1学期末、2学期末と、即興のペアでの対話をパフォーマンステストとして行って来ました。

 

 

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年度末、ファイナルスピーチと呼んでいる英語スピーチへの取り組みをずっと続けて来たこともあり、残念ながら全クラスでの対話パフォーマンステストが実施できなくなってしまいました。

 

また、即興での対話活動にしばらく取り組めないという状況にもなってしまいました。

 

スピーチ発表はとても充実したものになった一方で、対話に時間を割けないのは、自分自身でも残念です。

 

1クラスだけ1時間ゆとりが生まれたので、評価にはつなげない前提ではありますが、子どもたちの変容を知りたくて協力をお願いして対話の様子を捉えました。

 

しばらくぶりでやや心配そうな子どもたちではありましたが、対話をしている姿から感じたことは:

 

①ブランクがあっても、対話を継続しようとする姿勢は見られる

②自分の言葉で語ろうと、言葉をひねり出そうとしている

 (そのため、手がたくさん動く)

③相手の存在を意識して対話をしようとしている

 (助け舟として、例示や言い換えなどを行っている)

④これまでに比べて、小慣れている感じで自然に対話をしている

 (初回の緊張でガチガチの様子は記憶に新しい)

 

のようなことでした。

 

今回は特急便での取り組みなので、対話の時間を制限して途中で区切ってしまったため、伸びがどうか、は掴めない状況でした。

 

 

一方で、やはり:

 

①習ったばかりの過去形の使用についてはエラーが多い

 (過去を表す言葉は入れるが、現在形を使ってしまう)

②語順などのグローバルエラーが見られる

 (久々なので、その影響もあることが推察されます)

 

ことを感じました。

 

1年生の段階なので、早計に判断して、生徒を焦らせてはいけないとは思いますが、即興で話す機会を持ち続ける一方で、エラーに対してのフィードバックを適切に与えることや、日頃の練習(口頭での習熟、ワークなどでの演習など)との行ったり、来たり、をしていく必要を改めて感じました。

 

とはいえ、やっぱり実際にパフォーマンスをさせてみないと実際の様子はわからないので、1クラスだけ抽出ではありましたが、やってみてよかったなと思います。

 

協力してくれた子どもたち、本当にありがとう!