教育実習で終わらない学び Yくんからのメール

先日,9月に教育実習を行った学生,Yくんから連絡がありました。

 

「その後の子どもたちの様子を観察したいのですが」

 

実は昨年末から何度も連絡をもらっていたものの,学校行事などの都合でたまたまタイミングが合わず,ようやく実現する運びになりました。

 

実習の最後に伝えたことをしっかり聞いて実行に移していることが,すばらしいな,と思います。

 

思い返せば1年生,9月当時は・・・

即興の対話で自分の考えに+1,1つ説明や理由などを加えることが課題で,苦労をしていたなあ・・・。

 

あれから半年,ずいぶんと成長し,対話を継続できるようになっている姿を見て,Yくんは驚いたことでしょう。

 

Yくんにお願いして,感想を送ってもらいましたので紹介させてもらいます。

 

Yくん,これからも真摯に学び続けることのできる人であってね!

メール,ありがとう!

 

 

T先生

 

 先日は授業見学、そしてお忙しい中、貴重な時間を割いていただきありがとうございました。私が教育実習の際に担当させて頂いたクラスの授業の冒頭で、生徒たちを巻き込んで触れていただき、とても嬉しかったです。

 

 何の言語材料を扱うかを全く知らない状態で見学していたため、生徒たちと同様の目線で「気づき」を得ることができました。途中で、Why〜?やBecause〜.が新出言語材料だと知り、冒頭で私に触れていただく際に、生徒に”Do you like him? “ “Why? “などで既に自然にインプットを行っていたことに気づきました。「上手く料理されたな」なんて嬉しくも感じ、さりげなく生徒とのコミュニケーションの中にも付加的な意味を持たせるところはとても参考になりました。

 

 また、提示する写真などの人物について”Which do you like better?”につなぎ、生徒を惹きつけて意見を引き出す流れや、先生自らについて生徒に話させる流れは、生徒の引き込まれ方から、インタラクションにおける先生の絶対的な強みであると感じました。最後に、何が1番嬉しかったかというと、実習の際に私を含めた実習生たちに、授業の上で大切にするよう示していただいたことが、先生本人の授業からはっきりと伝わってきたことです。

 

 真正性や必然性を意識した授業構造や、クラスの状況に応じたテンポや扱う内容の変化、多量のインプットや英語と日本語の使い分け。たくさん教えて頂いたことを、先生自らが苦闘しながら体現する姿勢は、今後自分が目指す教師像を示してくれたように思います。

 

1:本を読んだり、英語の勉強をすること

2:たくさん色んな授業を見ること

3:外に出ること

 

 これらの、先生が私たちに与えて頂いたアドバイスを念頭において学びを深めていきます。是非また見学させてください。ありがとうございました。

Nさん 早く元気になってね お大事に

拙ブログのコメント欄にメッセージが届きました。

読んでみると卒業生のNさんからのコメントでした。

 

個人名を出してコメントを公開することができないこと,Nさんのアドレスを知らなかったなあと思うことから,ここで返事をしようと思います。

Nさん,連絡を付けることができないまま,ここで返事をしてしまうこと,許してね。

 

 

T先生、お久しぶりです。 覚えていますか! 去年3-〇でお世話になったNです!

 たまーにブログを拝見しています。 私たちがまだ中学生だった頃からブログを書いていらっしゃったとは…笑 ここを見てると先生の授業を思い出します。

 

 先生の心のこもったアツい授業、好きでした! ここのブログを読んでみてほんとに先生方は試行錯誤されてるんだなーってことがよく伝わってきます。 受ける側としてもうちょっとちゃんとした態度で受けるべきだったと少し反省しました… あんなに素晴らしい場所で三年間も教育を受けられて私は本当に幸せでした。

 

 あの頃はY先生が中1のときにおっしゃっていた「やらないで後悔するならやって後悔しろ」という言葉をモットーに部長やったり学級委員やったり…他に何やったかもう思い出せもしませんが色々やり倒して忙しくやってましたが、今は打って変わって生徒会活動や部活動はそんなに力を入れず…夢を叶えるべく勉強勉強勉強の日々です。笑

 

 中学生の時はまだまだ先すぎて「んー夢はどこかなー〇学部どこかなー」って感じだったのが高校生になって模試で判定が出たり、実際に同じ学校や塾の卒業生で目標の大学の〇学部に進学した話を伺ったりとかなり現実味を帯びてきてやる気は満ち溢れてます!(力は追いついていませんが…笑)

 

 物事の考え方が中学生の頃とはかなり変わって、いつから変わったのか、どうして変わったかはよくわからないのですが、もうあの頃の自分とは別人のつもりです笑 なので中学での生活も大昔のよう… 今インフルエンザで出席停止なので、ぼーっと昼間1人で考え事をする時間があって、そんなときにふと中学の仲間を思い出して「そうだT先生に話しかけてみたらなんか返信来るんじゃないか!」と思いつきでコメントしてみました。

 

 学年末で忙しい時期だとは思いますがお体に気をつけて素敵な授業をしてくださいね! 長文失礼しました… (P.S T先生の基礎英語2拝見しました! 書店で友達に「ねね、見てみてこの先生私の去年の学年主任!!」って何回か自慢しちゃったレベルに嬉しいです…私のことじゃないんですけどなんかすごい嬉しいんですよね。先生ほんとすごいですね…私も頑張ろうと思いました!)

 

 

Nさん,ありがとう。

 

すごく元気をもらいました。Nさんにそこまで言ってもらえるほどの自分ではないかもしれないけど,これからも子どもたちと一緒に学び,一緒に成長できる自分でありたいです。

 

自分の夢を叶えるための努力,続けてね!

 

ずっと応援しています!!

 

また会いたいね!!

使いこなし中学英文法・基本英単語

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NHK基礎英語 使いこなし 中学英文法―「シチュエーション」で要点をつかむ

NHK基礎英語 使いこなし 中学英文法―「シチュエーション」で要点をつかむ

 

  

NHK基礎英語 使いこなし 基本英単語―「ストーリー」で記憶に残す (音声DL BOOK)

NHK基礎英語 使いこなし 基本英単語―「ストーリー」で記憶に残す (音声DL BOOK)

 

 

お世話になっている文教大学阿野先生の新刊が2冊刊行されました。

 

お世話になっているNHK出版のKさんから送られて来ましたので、早速手に取ってチェックしてみました。Kさん、いつもありがとうございます!

 

使いこなし中学英文法は、それぞれの文法項目について、状況が提示され、単に形式として覚えればよい、というところから抜け出して、どんな場面で、どう使えばよいのか、可愛いイラストと共にわかりやすい解説で示してくれています。

 

例えば、時制に関する部分でも、表される時間が一体どんなものなのか、言葉だけではなかなかつかみにくいものです。

 

中学生が学ぶとしたら、本当にわかりやすい!というだけでなく、実は、教えるこちら側にとってもよいものなのでは!と思います。

 

基本的に英語が得意な先生が、slow learnersさんたちの困り感を本当の意味で実感するのは難しいですね。どう伝えればこのイメージがすっと彼らの中に入っていくのだろう・・・という疑問に答えてくれる1冊になりそうです。

 

 

今の学校に来て、例えばbe going toとwillの違いや、現在進行形でも近い未来の予定などを表せること・・・などなど、子どもたちとこうしたポイントを学ぶのが面白いなあと感じるようになりました。

 

自分の基本的な英語力の未熟さを補うコアな知識が得られるから、楽しい、と思えるのだと思います。

 

 

阿野先生の柔らかであたたかな語り口、本当に大好きなので、そんな人柄が滲み出てくるような気がします。

 

 

もう1冊の基本英単語も、単語の機械的な練習をするだけではなく、それらの単語がストーリーの中にうまく組み込まれ、英文の中に一体化されるので、エピソードとして単語の使い方や意味が体感できる仕組みになっています。

 

もちろん、単語の練習は必要だと思いますが、その練習と組み合わせると効果が大きいぞ、と感じました。

 

 

23日に発売になるそうです!

お楽しみに!

 

アマゾンではまだ予約の受付のみで、本のイメージが反映されていませんでしたが、ぜひ手にとって見てほしい2冊です。

 

 学び手にも、教える側にも!!

 

茨城県のS先生からの振返り

先週金曜日に遠路訪問をしてくださったS先生からのメールが届きました。

 

こうして学び合える仲間と出会い,ネットワークが広がることは,本当に嬉しいことですね。

 

草の根的に,地元で,地方でできることをこれからも少しずつ積み重ねていこうと思います。

 

S先生の了承を得て,紹介をさせていただきます!

 

S先生,ありがとうございます!

 

 

 

T先生へ

 

本日は委員会や学校評議員会など大変お忙しい中,授業参観をさせていただきまして,誠にありがとうございました。私の訪問の為に,授業計画や授業の構成まで調整いただきまして,感謝の思いでいっぱいです。


<本日の学びの最も大きな2点>

 どんなに時代が変わろうとも,『目の前の生徒』に寄り添い,大切に思えば,自ずとやるべきことは見えてきて振り回されることがないということに気づけました。(これ,すごく大きいです!!)

 T先生の生徒への関わり方はとっても温かくて,授業中だけでなく,授業の前後にも,一人一人に笑顔で声をかけているところが印象的でした。一人一人を大切にしているからこそあの素晴らしい授業ができていること。教師である基盤は,生徒と教師の相互信頼・相互尊敬であることを再確認させていただきました。

 

 『競争ではなく共同』『繰り返しやれば習熟はできるが,定着というのはしばらく経ってから現れるもの。結果を急がないこと。』『定着のためには、ドリル的活動も大切であること』『活動が生徒にとって負担過多にならないように,既習と新出のものの配分を考えた活動にすること』などは,これまでどちらが正しいのかで揺らいでいた部分でしたが,今日,お話を聞かせていただいて,すっきりしましたし,私がこれまで大切にしたいと思っていたことなので,これからは先生のように自信をもって言えるように,理論と経験の両方を積んでいきたいです。

 

 K先生、S先生からも授業改善のヒントをたくさんいただきました。2年生・3年生へとステップしていく様子が見られ,イメージがふかまりました。3年生のスピーチや来客者への対応等素晴らしかったです。先生方の日頃の丁寧なご指導の賜ですね。貴重なお時間を割いて,情報やお考えを聞かせていただきましてありがとうございました。どうぞよろしくお伝え下さい。

 

 生徒のみなさんは,礼儀正しいだけでなく,温かな雰囲気をもっていたので,まるで自分の学校にいるかのような居心地の良さを感じました。大人の事情に快くお付き合いいただき,素晴らしい活動の様子を見せていただいて,とても感謝と感動をしているとお伝えください。

 

 最後に,本校の生徒たちにも会いたくて,会いたくてたまらなくなり,三連休明けがとても楽しみで仕方ありません。卒業まで残すところ23日,授業の回数で言ったらあと12時間程度しか残っていません。その中でできることは少ないかもしれないけど,復職して日が浅い私を温かく受け入れ,毎回の授業で元気と感動をくれる三年生に,可能性は無限大であること,英語学習の楽しさを伝えられるように,生徒たちのニーズに合うことやスモールステップを実感できる仕掛けを一つでも多く提供できるように頑張ります。そして,来年度に向けて,バックワードデザインを明確にした本校に合う具体的なCAN-DOリストを作ります。生徒と教師が共通のゴールを持てるようなガイダンスや振り返りを充実させたいと思います。

 

 先生には今日でまだお会いするのは二回目ですが、またお会いできるのを楽しみにしております。

 

中教審「答申」を読み解く

 

中教審「答申」を読み解く

中教審「答申」を読み解く

 

 

2月23日、来年度に控える関東甲信越英語教育研究会の埼玉大会のプレ大会でお話をすることになっています。

 

自分が引き受けるには余りある大役でちょっと心配しています。

 

思い返せば昨夏、香川県の大会でお話をさせていただいたのも、大きい仕事ではありました。

 

いただいているお題が、新しい指導要領の理念を受けて・・・という部分ですからなおさらです。

 

そうしたお話は、現場人ではなく、行政の方、もしくは大学の先生が適任ではないでしょうか、と事務局の先生に正直にお伝えしたものの、現場の先生を希望していることや、現場目線で捉えるとどうなのか、実践に生きる形でのお話を・・・ということでしたので、最終的にお引き受けしたのでした。

 

「主体的で対話的で深い学び」

 

とか、

 

「見方・考え方」

 

とか、新たなキーワードが出されると、そのキーワードについて理解し、どう実践に生かすのか現場は躍起になりますね。

 

自分もその中の一人かもしれません。

 

 

以前、京都大学の石井英真先生のご著書を読んで、その書きぶりの分かりやすさや、我々が意識し、実践すべきことは何か、その示唆するところに共感したことを今でもよく覚えています。

 

今回いただいたお題について、自分の理解を改めて深めるために、石井先生の近刊を手に取りました。

 

冒頭、石井先生の言われていることに本当に共感しました。

 

それは、小学校や中学校でこれまで行われてきた実践を肯定的に見ておられること、それらが、今回のキーワードである主体的・対話的で深い学び、に直結するものであり、さらに何かをしなければ・・・と焦る必要がないことを端的におっしゃっておられたからです。

 

児童・生徒が能動的に学ぶ機会をたくさん与えてきているのに、これ以上何をすればいいんだ・・・

 

そう悩む必要がない、と背中を押していただいたように感じました。

 

以前、国研の山森先生からも、同様のことを言われたことを思い出します。

 

 

 

自分たちが積み重ねてきたことを大事にしていいんだ!

 

 

一生懸命な先生ほど、

 

ICTだと言われれば、ICTの研修を受け、ICTを使うことそのものが目的化する。

 

アクティヴラーニングだと言われると、これまで以上に新しい何かをしなければ、とアクティヴラーニングをすることが目的化する。

 

そんなサイクルから抜け出していけたら・・・

 

 

目の前にあることが多すぎて、23日の準備に手がついていませんが、石井先生のご著書から学んだこと、取り入れたいと思います。

 

 

埼玉のみなさん、できる限りの準備をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

心からゆったりできない性格

三連休だ!

 

世の中の人たちはどんなふうに過ごすのだろう?

ふと考えてみました。

 

ここしばらくの間、休みの日でも寝坊をすることはほとんどなく、今朝も6時前に起きて動き出しました。

いつも何かに追われているような感じがします。

 

気がつくと、あれをやっておけは後から楽になるぞ、とか、こうすれば相手にとってプラスになるかなあ、なんて考えて、自分で仕事を増やしている気すらしますね・・・

 

趣味がない、というのも、そのことに拍車をかけているのかもしれません。

何か仕事以外のことに没頭する、ってないのかもなあ。

 

小さな頃から文化的なことにはまるで縁がなくて、音楽や絵画、芸術も楽しんできたことはないし、バイクやDIYにも興味がないし、かといって、アウトドア派でもなく・・・

 

つまらない生き方してきてるのかもしれません。

 

好きなことってなんだろな、と考えると、人と触れ合っていること、コーヒー、くらいかなあ。

でも、コーヒーに詳しいわけでもないし、お洒落なカフェをめぐるわけでもないんだけど・・・

 

四捨五入して50歳になる年齢になっているから、ここから、少し心が豊かになるような、ちょっとした時間、作ろうかな。

 

 

 

子どもたちとの温かな関係が第一だ,という矜持

今日は茨城県から1名,先生がいらしてくれました。

 

11月に先方の自主的な研究会に講師としてお呼ばれした際,授業参観の希望を伺っていましたが,ようやく訪問が実現しました。

 

takaenglishteacher.hatenablog.com

 

午前中の3時間を私の1年生の授業,そして,午後は2年生,3年生の授業を参観していただきました。

 

こうして校外から参観者を招いても,普段の授業を気軽に公開してくれる仲間とともに仕事ができていることを,なんとありがたく,そして誇らしく思えることか。

本当に嬉しいですね・・・。ありがとう!

 

 

さてさて,今日の1年生の授業では,1時間目に過去形の疑問文の導入から,コミュニケーション活動まで流れていくいつもの普段着の授業を,3・4時間目は教科書の内容理解の授業を行いました。参観者の先生には,こうした3時間を見ていただきました。

 

教科書の内容理解の授業では,3時間目はいつものように基礎英語1を使った帯活動を入れたので,最後にPicture Descriptionまで至らなかったため,4時間目は時間配分を考慮し,基礎英語1をスキップして授業を展開するなど,その場で臨機応変に工夫をしながら3時間展開しました。

 

2時間目の空き時間,また,お昼の時間,そして昼休みを使って,ディスカッションを行いました。熱心に疑問を投げかけてくださる先生の姿に大いに刺激を受けました。本当にありがたいことです。

 

今日もそうしたのですが,1日貼り付きの形で訪問をしていただく形は,私が筑波大学附属中学校で蒔田先生にそうしていただいて以来,ずっと取り入れている形です。

 

休み時間の子どもたちとの関わりや,教科係の子どもたちとのやりとりなど,自然な学校生活を一緒に体感してほしいと思うからです。

 

研究授業のときの創りこまれた授業ではなく,日頃のありのままの授業,そして,授業者が不安を抱えながら教室に向かう様子など,すべてを共有したいと思ってのことです。

 

今日も,参観者の先生から,「子どもたちとの関係」についてお褒めのことばをいただきました。

 

このことこそが,私の矜持,一番誇らしく思えることです。

(ささやかなことではありますが)

 

自分が姫路の稲岡先生をリスペクトし,稲岡先生が子どもたちと築いておられる温かな関係作りに共感し,先生が子どもたち一人一人に愛情をもって接しておられる姿に学んだことを常に心に留めています。

 

子どもたちとの関係を褒められるたびに,それは自分だけが創っていること,というよりも,子どもたちとコラボして作っていることなのだということを自分自身で確認するようにしています。うぬぼれない,過信しないためにも,必ずそうしています。

 

彼らとともに学べること,彼らと関係を築いて共感できていること,すべてに感謝だなあ・・・

 

 

 

ネット上でも,各地の研究会でも,気になることがあります。

いくら理屈をこねて,指導法についてこまごまと研究しても,授業がうまくいくのかどうかは別の問題です。

 

理屈をこねればこねるほど,子どもたちから離れていくような気さえします。

 

教師の英語運用力が素晴らしかったり,すばらしい書き物が仕上げられたりしたとしても,研究会の要職を務めていても,授業が素晴らしいかどうかは,また,別の問題です。

 

批評家としては一流でも,授業者,実践家として一流かどうかは分かりません。

 

 

一見目立つ,こうした要素にスポットが当たり,授業の進め方や指導技術にのみ注目が集まるのには心配が募ります。

 

 

私は田舎に住んで,ローカルな動きを大切にしていきます。

 

首都圏や関西の都会にはなかなか行けないけれど,地方でがんばっている先生方とのネットワークを大事にしたい・・・

 

地方にいるからこそ見えることを発信したい・・・

 

そう思っています。

 

 

決して一流になることはない,万年二流な自分でも,この矜持は持ち続けていきたいです。

 

 

遠路訪問してくださったS先生,今日は本当にありがとうございました。

 

また語りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

Picture Descriptionに挑戦

プログラム10の学習に入りました。

 

プログラム9の終わりに,次回から絵を見ながら教科書の内容について,自分のことばで描写してみるぞ,と予告をし,リハーサルとして,プログラム9-3のピクチャーカードを使った実践をしてからしばらくが経ちました。

 

 

takaenglishteacher.hatenablog.com

 

ここまでの間,実は1年間のゴールであるファイナルスピーチのための準備(アイデアマップ作り,枝分かれ図作成,下書き原稿作成)を行っていて,教科書の内容理解は一時ストップをしていました。

 

久々の教科書の授業・・・ どのくらい対応できるかは,これまでの10か月間の取組の成果がそのまんま出てくるなあ・・・

 

プレッシャーをかけずに取り組ませて,どこまでできるか,まずはやらせてみよう,と思いました。

 

教科書の内容理解の学習のいつもの流れ:

 

①教科書閉本のままリスニングポイントを与えて聞き取る

②教科書閉本のまま,ピクチャーカードを見ながら先生のOral Introductionを聞く

③教科書を開本して,黙読してみる

④教科書本文の音声を聞いて,音と文字,音と意味,文字と意味を結ぶ

 

⑤新出単語を聞く

⑥新出単語の意味を確認し,発音練習をする

⑦重要なポイントについて整理し,ノートに書く

 

⑧音読①(先生の後に続いて)

⑨音読②(モデル音声に続いて)

⑩音読③(自分自身で)

⑪音読④(Read and Look up)

⑫音読⑤(Overwrapping)

⑬キーワードリプロダクション

 ペアで取り組みます。片方の生徒がこのシートだけを頼りに本文を再生します。他方の生徒が教科書を見ながら再生されたものが正しいかどうかを確認し,ヒントを出したり,訂正をしたりしながらサポートします。役割を入れ替えてもう一度やっておしまいになります。

 

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と,これまでの流れの後に,次のようなシートを配布し,各自で練習をさせた後,ペアでPicture Describeさせました。パートナーを替えて2回実施し,その後代表生徒に前に出て発表をしてもらいました。

 

流れ,伝わりますか?

 

 

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初回だったものの,リハーサルをしてイメージをつかめていたこともあり,思った以上に生徒たちはがんばって表現できていました。

 

何かをやらせようと思ったら,短期集中ではなく,漢方薬のようにずっと取り組んできたこと,ちりばめてきたこと,が生きるのだ,ということを改めて実感しました。

 

感動です。

 

代表生徒のDescriptionです。

 

Look at this picture. Mike went to back to the U.S. and visited Washington D.C.

He was staying with his aunt in her house. This is her house.

He visited the history museum and watched old American things. 

So he learned about American history there. 

 

 

まったくの初回ですが,ここまで1年生ができたら,いいなあと思いませんか?エラーや、もっとこうあるべき、はあると思いますが、それでもよくやったと褒めてあげたいです。

(練習時間3分,その後ペアで2回実践後)

 

さらに描写の表現を加えて,話すこと(発表)の力につなげていきたいなあと思います。

 

 

いいぞー,みんな!

 

すごい!

 

 

新潟のM先生との再会

昨夜は、はるばる新潟からM先生が宇都宮にいらしてくださいました。

 

翌日東京で用事があるそうで、その前日に宇都宮に宿泊して私に会えれば、と連絡をくださいました。

 

M先生とは、もう10年近く前に出会い、そこからつながりを持たせていただいています。

 

高校をご退職されて、その後も再任用でお仕事をされ、お声をかけられ、今年度はさらに新たな学校へとご活躍の場所を移されており、いつまでもしなやかに学ばれ、ご活躍されている方です。

 

そんな先輩から会いたいと言っていただけるとは・・・

なんとありがたいことでしょうか。

 

 

新しい職場でも、変わらず子どもたちを真ん中に置いて、彼らのために、を大事にしながらお仕事をされているわけですが、さまざまな課題を見つけられて、解決のための方策をつねに探求し続けられています。

 

一方で、なかなかよい方向に物事が動かないときもあり、思い悩むことも少なくないそうです。

 

そんなお話を伺わせていただいている中で、苦労話なのに、なぜかM先生が苦しそうに見えない、そんなことを感じていました。

 

やはり、いつまでもしなやかな理由は、そうした姿、人としての生き方にあるのだな、と改めて感じました。

 

会えたことに、感謝したい気持ちです。

 

翌日、朝にいただいたメール、こちらにも感謝です。

 

いつまでもお元気で、子どもたちのそばで過ごしていただきたい先生です。

 

本当に、ありがとうございました。

 

 

おはようございます。

時間を割いていただき、本当にありがとうございました。

この一年、その言葉が聞きたくて飢えていた、教育の場ならではの言葉が、たくさん、先生の口から語られて、嬉しいという単純な言葉では表せない温かいしあわせな気持ちになりました。

うん、やっぱり、私たちは、そういう素敵なチャレンジいっぱいの世界に生きているんだという、安心感と自信に包まれた朝です。

先生に会いに来てよかったです。

今自分に必要なことが、何故かわかるのです!(^◇^)

楽をしようと思うと苦しくなる、苦しい思いをするから楽しさにたどり着ける・・・先生のお話が、私をその真実に引き戻してくれました。

先生が新たな環境で深呼吸できるようになった頃、また、新潟の仲間たちと宇都宮に先生を訪ねますね。

その日までお元気で。

 

 

こんなメールですよ!

嬉しいですよね!!

 

 

 

1年生の最終段階,チャレンジ!

インフルエンザの猛威が押し寄せて,学校で入れ替わり立ち替わり4クラスが学級閉鎖になっています。

 

B型の特徴で,熱が上がらず,風邪との見分けが難しい,ということもあるでしょうか。当初,ここまで,とは思いませんでしたが,かなりの子どもたちが罹患しています。3週間後にスキーの野外体験学習で1泊2日の行事があり,心配しています。

 

大雪の影響もあります。何年かぶりの大雪で,30センチ近く宇都宮でも積雪がありました。登校時間を遅らせ,職員は雪かきの対応に追われました。

職員総出で雪かきをしながら,今の職場の協同体制のすばらしさを実感し,いい職場で仕事をさせてもらっているなあ・・・いい仲間とつながれているなあ・・・と感じています。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

テスト作成,研究論集の執筆,スキー教室の準備,インフルエンザの対応,送別の集い委員長としての動き,県外の講演依頼への対応・・・校内外の動きが重なり,厳しい状況がありますが,仲間たちや支えてくれる人たちのおかげでなんとか踏みとどまれています。ありがとうございます!

 

さてさて,それでも学校生活はノンストップで進んでいきます。

英語の授業でも,残ったプログラムが2つになりました。

Program 10では過去形を導入します。そして,Program 11は読み物教材です。小グループでの群読発表会を行います。

そして,最後に,プロジェクト学習としての「ファイナルスピーチ発表会」「即興でのペアの対話パフォーマンステスト」があります。

 

Program 7から,教科書の内容理解の授業の後に,Keyword Reproductionを取り入れてきました。子どもたちの間にもしっかりと根付いて,一生懸命練習をし,ペアで協同的にがんばっています。

本文が出てこないパートナーさんにヒントを出したり,最後までreproductionができたら笑顔で喜んであげたり,いいかかわりを通して学んでいる姿が多く見られます。

 

Program 10では,そこから一歩進んで,ファイナルスピーチへの橋渡しとなるように,また,2年生以降の学びで,さらに実力を高められるように,Picture Descrition的な取組として,ピクチャーカードをもとに,本文の内容を自分のことばで相手に伝える活動を行うことにしました。

10年ぶりに1年生を教えるので,1年生にこの活動を取り入れるのは初めてですが,彼らと一緒に学んできて,そこまでいける,という実感があるので,踏み切ることにしました。

 

ガイダンスの授業では,時間をじっくり取って,この活動がどんな活動なのかを英語だよりを発行して共有し,その後,Program 9-3のピクチャーカードを使って,まずは日本語で描写をさせてみました。

 

「むかしばなし」の導入部分の決まり文句は?

 

の問いかけに,

 

「むかし,むかし,あるところに,おじいさんとおばあさんが住んでいました。」

 

と答える子どもたち。

 

これから聞く話を,初めて耳にする人の理解を促すには,こちらが知っていることでも,相手は知らないんだ,というギャップを埋めるために,「状況」をまず伝える必要があることを共有しました。

 

その後,数名に前に来てもらい,黒板に貼ったピクチャーカードを使って日本語で実演をしてもらいました。

 

活動そのものの全体像がつかめた後で,個人で準備をする時間を与え,ペアになってお互いに英語でDescribeする時間を取りました。

試行錯誤しながら,そしてできないことも楽しみながらわいわいと伝え合う姿が見られました。

 

その後,再度数名を指名し,英語でチャレンジをさせました。

 

ある生徒は・・・

 

It is January First. This family goes to Grandparents' house.

 

のように話し始めました。

 

また,ある生徒は・・・

 

Look at this picture. The phone is ringing, but Mother can't answer the phone. Because she is putting on her kimono. She is busy. So, Sam(her son) answers the phone.

 

のように話し始めました。

 

実際にはエラーが多く入っていましたが,初回として,いいチャレンジができたと思っています。

 

1年生の今,すべてできる,でなくともよい!

 

でも,来年,再来年への架け橋となる取組をしよう!!

 

そう思っています。

 

 

彼らのステップアップの様子を目の前で見られる幸せを実感しています。

 

 

さあ,みんな,チャレンジしよう!

ファイト!!